高放熱基板/アルミベース基板

特長

  • 高い熱伝導特性と放熱特性で部品を熱破壊から保護します。( 基材 公称放熱特性:3.0 W/m・K ~ )
  • 高い耐トラッキング性で、電気火災安全性が得られます。( CTI 値:600 V 以上 )
  • 高い耐電圧特性を有し、安心してご使用頂けます。 ( 貫通耐電圧:3.0 kV / 100 μm )
  • UL 取得済( 2012.06 取得 )

外観写真

外観写真:高放熱基板/アルミベース基板1
外観写真:高放熱基板/アルミベース基板2

製品仕様

項目 仕様 備考
表面銅箔厚 35、70 [μm] 35 [μm] 厚を標準。
絶縁層厚 80、 100、 120 [μm] 放熱フィラーを含むエポキシ樹脂を使用。 100 [μm] を標準。
ベースアルミ厚 0.6、 1.0、 1.5、 2.0 [mm] 1.0 [mm] 厚、 AL-Mg 系 A5052 を標準。
表面処理仕様 OSP ( Pbf-HAL、 無電解 Ni-Au ) OSPを標準。 ( Pbf-HAL、無電解 Ni-Auは、別途ご相談 )
表面絶縁処理仕様 液状フォトレジスト、 熱硬化型レジスト 通常の緑色の他に高光沢 白色、 艶消し 黒色 にも対応可。
その他 非スルーホール仕様 回路は表層銅面のみとし、表裏導通には、非対応。

製品特性

項目 試験条件 結果
はんだ耐熱性 前処理 ( 40 [℃] / 90 [%] / 96 [Hr] )
⇒ はんだフロート法 ( 260+5-0 [℃] / 20 [sec] / 2 [回] )
導体の浮き、 層間剥離及び 膨れなし
耐電圧 印加電圧 ( DC 100 [V] / 1 [min] ) ⇒ 回路間 ( 0.1 [mm] ) 機械的損傷、スパークオーバーの発生なし
印加電圧 ( DC 5000 [V] / 1 [min] ) ⇒ 層間
絶縁性 印加電圧 ( DC 100 [V] / 1 [min] )⇒ 回路間 ( 0.1 [mm] ) 10 [GΩ] 以上 異常なし
印加電圧 ( DC 500 [V] / 1 [min] )⇒ 層間
加湿絶縁性 40 [℃]、 90 [% Rh]、 240 [Hr]、 DC 100 [V]、 1 [min]
⇒ 回路間 ( 0.1 [mm] ) 及び 層間
100 [MΩ] 以上 異常なし
耐マイグレーション性 85 [℃]、 85 [% Rh]、 DC 50 [V]、 1000 [Hr]
⇒ 回路間 ( 0.1 [mm] ) 及び 層間
100 [MΩ] 以上 異常なし

上記の数値は実測参考値であり、特性を保証するものではありません。